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文法のキモ|Pythonらしさを決める5つの要点
文法を全部覚える必要はありません。この記事では「ここを押さえればPythonらしいコードが書ける」5つだけに絞ります。インデント、リスト内包表記、辞書、クラス、例外処理。どれも短いコード例で確認できます。
笑うPython男
文法書を1ページ目から読むタイプ? 几帳面だねえ。ボクは要点だけつまむ派。ここにある5つが分かれば、他は「必要になったら調べる」で生きていけるよ。
キモ1:インデントが文法そのもの
Pythonでは、字下げ(インデント)が「ここからここまでがひとかたまり」という意味を持ちます。他の言語の波かっこの代わりです。標準はスペース4つ。タブとスペースを混ぜるとエラーになります。
逆に言うと、字下げが揃っているコードは見た目そのままに読めます。「見た目と意味が一致する」のがPythonの美しさです。
キモ2:リスト内包表記
「リストをぐるっと回して新しいリストを作る」処理を、1行で書ける書き方です。最初は魔法に見えますが、左から「作りたいもの → 元データ → 条件」の順に読むだけです。
ただし、条件が複雑になって読みにくいときは無理に1行にしないこと。普通のfor文のほうが正解な場面もあります。
キモ3:辞書は「名前で引く」データ
リストが「順番で並んだ箱」なら、辞書は「名前札のついた箱」です。キー(名前)と値のペアでデータを管理します。設定情報や、JSONのようなデータを扱うときに主役になります。
笑うPython男
辞書とリスト、この2つを使い分けられたら、データの扱いはだいたい何とかなる。世の中のデータは、だいたいこの組み合わせでできてる。断言してもいいくらいだよ。
キモ4:クラスは「設計図」
クラスは、データと操作をひとまとめにした設計図です。設計図から実物(インスタンス)を作って使います。最初は「データに専用の関数がくっついたもの」と捉えれば十分です。
self は「その実物自身」のことです。最初に戸惑うポイントですが、書いているうちに手が覚えます。
キモ5:例外処理は「転んだときの受け身」
プログラムはファイルが無い、入力が変、通信が切れる、といった理由で平気で転びます。例外処理は、転んでも全体が止まらないようにする受け身です。
ポイントは、エラーが起きそうな場所だけを絞って囲うこと。全部を try で包むと、本当のバグまで隠れてしまって逆に困ります。
まとめ:5つのキモの地図
- インデント:かたまりは字下げで表す。スペース4つで統一
- リスト内包表記:「作りたいもの → 元データ → 条件」で読む
- 辞書:名前(キー)で引くデータ。JSONのお供
- クラス:データと操作をまとめた設計図
- 例外処理:転びそうな場所だけ受け身を取る
分からなくなったら、この記事の地図に戻ってきてください。次はこの文法を使って、実際に小さなWebアプリを作ります。
笑うPython男
どう、思ったより少なくて済んだでしょ。文法は「覚える」ものじゃなくて「手で書いて慣れる」ものだからね。次はWebアプリ。ボクの本領発揮だよ。